組合員活動報告

11/15 自然派シネマ@からふる・ちいさな上映会 「幸せの経済学」 

2024.2.27

[報告] 自然派シネマ

急速なスピードで世界的に広がった近代化の波は、30年前まで外国人立入禁止地域だったヒマラヤの辺境、ラダックにも押し寄せていき、欧米から消費社会が入ってきたことにより貧富が顕在化していった。

昔はいきいきと目を輝かせて暮らしていたラダックの人びとが、10年後には欧米と比べ「貧しい、支援が必要だ」と訴えるようになる。

消費社会は自然すらも消費し、物資は田舎から都市に持ち出されゴミとなって燃やされる。

そのうち自然すらも使い果たすことに人々は気付かない。

そんな消費社会であるグローバリゼーションから経済活動を地域化するローカリゼーションにしていくことで、持続可能な社会をつくることができるのではないかと訴えかけ、物質的な豊かさではなく、本当の豊かさとは何なのかを考える機会となりました。

上映のあとは参加者で感想を話す感想シェア会を行いました。住んでいるエリアで小さなコミュニティを作り、自分たちでつながり、自分たちにどんなことができそうか、など、わきあいあいと意見交換をしました。

<参加者の声>

  • グローバリゼーションからローカリゼーションへ。やっぱりそうなんだと感動。地域で自分のできることからつながり、自分たちの手でタネを撒こう!シェア会や地域イベントをやっていこうと改めて思いました♪ありがとうございました。
  • グローバリゼーションが豊かさをもたらすと進めてきた先が貧富、競争を引き起こす。見直す時が来ている。一人一人が地域、ローカリゼーションを伝えていくことで実践できる社会になれば。精神的にも物質的にも豊かになれる世界が来るのではないかと思いました。
  • グローバリゼーションについて大変勉強になりました。地産地消、地域のコミュニティーの大変さ。自分たちにできることをいろいろ考えさせられました。