組合員活動報告

11/4 総代交流会「教育と愛国」上映会&斉加尚代さん×平井美津子さんトークショー

2024.2.14

[報告] 理事会

今年度の総代交流会は「教育と愛国」の上映に続き、監督の斉加さんと映画に出演された平井さんのトークショーを行いました。映画では、2006年の教育基本法の改変以後、「教育改革」「教育再生」の名の下に教科書が大きく変わっていることを軸に、政治が教育へ介入しようとしている様子が描かれていました。

子どもたちが学び育っていく教育現場に政治が介入することで、愛国心という言葉で従順な日本人を作り、同調圧力により戦争を容認する世の中になるのではないかという強い危機感を覚えました。

午後からのトークショーでは映画の製作にまつわる出来事や、実際に中学校の現場で教壇に立つ平井さんが日頃感じていることなども話していただきました。

「授業のことはその時はピンとこなくても、5年後、10年後に思い出す生徒もいる。授業でまいた種が芽を出しているのだな~と感じる」という平井さんのお話からもわかるように多感な時期の子どもたちが“なにをどう学ぶか”はその子の未来にむけて“種をまいている”ということ。その教育を取り囲む状況の変化に私たちはもっと敏感でありたいと思わせられるお二人のお話でした。

参加者からの感想(一部抜粋)

  • 「歴史から学ぶ必要はない」という東京大学名誉教授の発言は衝撃的でした。「戦争に負けたのは弱かったからだ」という発言も。戦争を経験した教育者でさえ現実を直視しなくなってしまうこと、更に政治家がどんどん自分に都合の良い教育を進めようとしていること(政府見解がそのまま教科書検定にそのまま反映されること)が、今までぼんやり感じてはいましたが映画を見て実感しました。「したことは忘れるけど、されたことは忘れない」と昔から言われて育ちましたが、どんなことにも言えると思います。いじめだったり、虐待だったり、それが大きくなって戦争に至ると思います。
  • 知らないことばかりでびっくりしました。でも午後のお二人のトークをきいてまだまだやれることもあるんじゃないかと感じました。今の世の中の行きすぎたお金のあり方もまた感じました。教育をお金で考える方向性が変わってほしいです。関心を持ち続けていくことが一番大事だと思います。
  • 貴重な機会をいただきありがとうございました。映画、トークショー共に非常に学びがたくさんありました。教員をしているので、現場から今の教育のおかしさ(歪みや政治圧力)は、肌感覚で感じていましたが、教科書も検定という名の検閲になっていることに恐ろしさを感じると共に、今の(ここ数年の)学生の従順すぎる態度にもつながるような気がしました。