組合員活動報告

10/17 総代研修「まるごとコープ自然派!事業連合を知りつくせ!」

2024.2.12

[報告] 理事会(和歌山)

和歌山発の総代研修は、神戸市西区にあるコープ自然派事業連合へ行ってきました。コープ自然派事業連合??あまりなじみのない名前かもしれませんが、実は私たちの商品は事業連合からやってきます。事業連合にはたくさんの施設がありますが、今回は、コープ自然派パン工房、冷蔵・冷凍商品のセットセンター、放射能検査室、リサイクル圧縮機を見学し、それぞれの担当者から詳しくお話を聞くことができました。

パン工房に近づくと、外までパンの焼ける美味しそうなにおいが漂います。工場長の岩田さんから、国産小麦で添加物を使わないパン作りの難しさ、全てのパンに米粉も使用しているこだわり等をお聞きしました。何種類もの美味しいパンは、安全で美味しいものを届けたいという職人の方の努力の賜物。ポスティ31号からは期間限定で、コウノトリの未来が有機小麦使用に!「普段と異なる小麦の味や香りをぜひ味わって下さい」とのことでした。

 冷蔵・冷凍のセットセンターは、生産者から届いた商品を仕分けし、組合員が注文した商品を白い発泡スチロールの箱にセットします。大きな機械での流れ作業で、作業は自動化が進んでいますが、実際に商品をセットするのは、人の手。重いものから丁寧に箱の底に入れていました。センターでは、1日2万3千箱分セットするそうです。セットされた商品は、配送センターごとに10tトラックで運ばれます。ちょうど和歌山行きのトラックの配送員の方がおられ、日頃の配送の感謝を伝える一幕も。最後に段ボールをリサイクルするための圧縮機を見せていただきましたが、商品を生産する者の責任として、廃棄を削減し、リユースやリサイクルができるように取り組みを進めていることがわかりました。

今回の見学で、多くの方の力で、商品が私たちの手元まで運ばれてくることがわかり、感謝の気持ちでいっぱいになりました。参加された総代の方にも、コープ自然派が大切にしている安心・安全と、それを実現するための取り組みを知ることで、ますますコープ自然派が好きになってもらえたようです。

今回の研修は、総代だけが参加できる研修です。ぜひ総代になって、総代向けの研修や学習会、交流会に参加して下さいね。

参加者からの感想(一部抜粋)

  • 食の安全性に取り組む現場を見学させていただき、よく理解することができた。現在、一般に流通している食品は、添加物・農薬・その他によって、本来の姿とはだいぶ違うものになってると思う。そのおかげで、食費はおさえられていますが、様々な害が出ていると思う。本来の姿にもどしていくことは本当に大切なことだけれど、また、とても大変なことだと思います。生協は、そこに少しずつ挑戦しているのかな・・・。
  • 配送の現場を見て、とても勉強になりました。スーパーの商品などもおそらくそうですが生協で宅配購入する場合も多くの人の手を必要としていることがわかりました。神戸で宅配向けのピッキングがされているとは思わなかったので驚きました。コープ自然派に対してより愛着が沸く気がします。