組合員活動報告
【報告】7/20 田んぼの生きもの調査 〜いばらきの里山で生きものを探そう♪
■理事会
大阪公立大学大学院農学研究科の鈴木 真裕さんを講師にお招きして、茨木オーガニック農業推進協議会の石坪さんの田んぼを調査しました。連休の中日にもかかわらず、たくさんの方に応募いただき、15組の親子が参加しました。
お天気が良く風もあり、暑い日ではありましたが、のどかな里山の田んぼを満喫できました。

石坪さんの田んぼは除草剤や農薬を使っていないので、いろいろな生き物が生息しています。石坪さんから、好きに入っていいから!と言っていただき、大人も子供も自由に田んぼに足を踏み入れ、夢中になって生き物を捕まえました。水中にいるヒメガムシや足の生えたおたまじゃくし、田んぼの上を飛び回るトンボなどなど、たくさんの生き物を見つけることができました。

1時間ほどの生き物探しの後、それぞれで捕まえた生き物をもって茨木市里山センターに移動し、鈴木先生から生き物の説明を受けました。捕まえた生き物の中には、都会では見られない水カマキリや、大阪では絶滅危惧種になっているトノサマガエル・アカハライモリ・サワガニなどがいて、貴重な生き物たちだという事を教えてもらいました。参加者の皆さんは、自分たちが捕まえてきた生き物の説明をキラキラした目で聞いていました。
これらの貴重な生き物は、農薬や中干によって減っているというお話があり、今回の生き物調査が、農薬や化学肥料の環境への影響や生物多様性について、楽しみながら知ってもらうきっかけになったのではないかと思います 。
<参加者の声> ※一部抜粋
- 自然に触れられてよかった。
- たくさん生き物を捕まえられてよかった。
- 先生の解説があり楽しかった。
- 都会に住んでいるとなかなか虫や水の生き物と触れ合う機会がないのでこの機会とても感謝しています。
- 子どもの自然と触れ合ってワクワクキラキラした表情を見ることができてよかったです。
- 子どもがたくさんいるあたたかい雰囲気の中普段できない田んぼ遊びが新鮮で楽しかった。





