組合員活動報告

【2025年度理事研修報告vol.2】理事研修1日目(2) 株式会社おとうふ工房いしかわ

2025年度の理事研修として、2025年12月5〜6日に愛知・岐阜・滋賀の生産者を訪問しました。
各報告を掲載していきます。

コープ自然派では「きらずあげ」「豆蔵プリン」でおなじみの会社です。「自然派Style 愛知産大豆使用 肉厚油あげ」も、おとうふ工房いしかわが製造しています。

「自分の子どもに食べさせたい豆腐を作ろう」

美味しくて、安全で、安心できる豆腐作りに情熱を燃やす中、自ずと見えてきたのは、4つの企業理念である「日本の農業を守る・地球の環境を考える・食文化を継承創造する・食で地域に貢献する」。

そう語るのは、取締役専務の石川諒さんです。

工場の外にも国産大豆の香りが甘く漂っていました。

豆腐が日本に伝来したのは奈良時代とされています。平安時代では高級食品でしたが江戸時代には庶民に親しまれるようになり大ヒット!昭和時代には豆腐屋が5万件になったほどです。近年では豆腐はスーパーで購入するものとなり小規模店は減少、数社の企業が生産を占めています。

おとうふ工房いしかわは、地元愛知県産大豆にこだわり豆腐を製造。消泡剤は使わず、凝固剤には技術が必要な「にがり」を使用して日本の伝統的な豆腐作りを大切にしています。日本の農業を守りたいという思いはもとより、直営店での包材の回収など愛知県内での資源循環の推進もおこなっています。

また月1朝市を行い地域住民と交流を図るほか、子どもの食育として手作りおとうふ体験を行うなど、地域貢献・文化継承も担っています。

安心安全な美味しい豆腐にとどまらず生産者や消費者と顔の見える関係を大切にされているのは、昔ながらの豆腐作りを継承し全ての人を幸せにしたいという先代からの愛の伝承ではないかと感じました。(安田)