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【イベント情報】どうなる!EUの全面的PFAS禁止

2024.2.14

有機フッ素化合物(PFAS)による地下水、水道水の汚染が日本各地で見つかっています。

昨年11月には国際がん研究機関(IARC)が、PFASの一種であるPFOAに対して「人に対する発がん性がある」と判断し、アメリカでは環境保護庁(EPA)が非常に厳しい水道水基準(4ng/L)を今年中には決定する見込みです。

一方、日本では1月に食品安全委員会のPFASワーキンググループが従来のTDI(一日許容摂取量)を維持するとする評価書案をまとめました。日本の水道水基準は現状の50ng/Lとアメリカ基準案の13倍も高いままとなり、日本と海外のPFAS対策の間に大きな差が開きそうです。

欧州連合では、1万種類すべてのPFASを一つのグループとして原則全面的な製造・販売を禁止する法案が審議中です。産業界からの大きな圧力と国際的な市民社会からの支援の中で、EUにおける決定がどのように行われるでしょうか。スウェーデン政府の出資により有害化学物質のより厳格な規制管理を目指して設立された非営利団体ChemiSecのシニア・ケミカル・ビジネス・アドバイザーであるヨナタン・クレイマーク博士に、EUのPFAS規制措置の最新情報をお話しいただきます。

■日時 3月11(月) 18:00~20:00

■オンライン開催(zoom)

■講師:ヨナタン・クレイマーク博士(ChemiSec)

■参加費:無料

■参加申込:下記QRコードまたは  https://x.gd/ILDbx よりご登録ください

■共催:有害化学物質から子どもを守るネットワーク(子どもケミネット)

      ダイオキシン・環境ホルモン対策国民会議(JEPA) 

■問い合わせ: kokumin-kaigi@syd.odn.ne.jp  または 03-5875-5410