お知らせ

今年も遺伝子組み換え(GM)ナタネ自生調査にご協力ください!

2023.4.3

コープ自然派は毎年GMナタネ自生調査全国活動に参加しています。食用油や飼料用に大量輸入されているGMナタネ(GMセイヨウナタネ)は、港から工場へ輸送中にこぼれ落ち自生し、知らないうちに雑草などと交雑して汚染がひろがっています。全国の汚染状況を調査してその結果を公表し、行政や関係事業者に対して汚染を止める対策を求めています。市民による全国調査は2005年から継続して行っています。

2020年には北海道と青森で初めてGMナタネが確認され、2021年は小麦に混ざっていた事が原因でナタネの荷揚げのない港での自生も確認されました。また2019年には神戸港にてたくさんのGMナタネが見つかり、

過去には香川県の坂出港、大阪では堺、高槻、東大阪などでも

発見されています。

GMナタネ自生調査は、市民がGMに反対できる一つの手段です。

反対の声を大きくしていくためにも、ぜひ近辺に咲くナタネの

採取にご協力よろしくお願いします。

ナタネ_菜の花

採取方法

① 輸送トラックが往来するような幹線道路や沿道、隣接する駐車場や空き地などに自生している

  セイヨウナタネ(特徴:茎や葉が白い粉を吹いたようなものが多く、葉が少し茎を抱く)や

  セイヨウカラシナ(特徴:葉にしっかりとしたギザギザがある、葉が茎を抱かない)を採取する。

  ぱらぱらと咲いていることが多い(ぽつんと咲いていること、群生していることもあり)。

② 採取日、採取した住所、目印(道路脇、空き地など)をジップロック等の袋に記載し、

  採取した葉を数枚入れて冷凍保存する。

③ 「GMナタネ自生調査、本部・組織企画宛」と明記して配送スタッフに渡す。

〜カンパ金へのご協力、ありがとうございました〜

この活動は皆さんからの支援金で支えられています。今年も商品案内でご協力を呼びかけ、合計88000円のカンパ金をいただきました。このカンパ金は検査キット代に充当させていただきます。いつも本当にありがとうございます。