活動レポート⑨

おおさかの学校給食を考える会「未来へつながる給食 ~活動レポ~ 」

誰もが安心して食べられるオーガニック学校給食の実現。そのために私たちの会では、メンバーの居住地で市議会議員との面談を進めています。春に統一地方選が終わり、吹田市では5名の市議と面談をしました。大阪の学校給食食材は「大阪府学校給食会」から購入しているものと、地場農産物を使用するものや、姉妹都市や近隣都市から購入する場合などもあります。農業が盛んな地域であれば、地場のオーガニック農産物を活用するという話をしたいところですが、吹田市は農地があまり多くはないのです。そんな中で教育委員会は、子ども達に良い学校給食をとの考えから、価格が高くとも、有機栽培の野菜を一部使っています。ですが、やはり予算が大きな壁となり使用量は多くはありません。オーガニック食材を増やすには、予算を動かすための理解を得るために、説得力のある根拠が必要です。吹田市にはコープ自然派組合員である市議が2人もいるのは嬉しいことだと思っています。また今回、初当選した市議とも話をすることができました。その市議の中には、市の子ども達の食を懸命に考える方もいらっしゃいます。学校給食には無関心ですが、自身の家庭の食は安心安全をと考える市議もおられることには驚きました。私たちの会の理念を記載したリーフレットをお渡しすると、軽く一蹴される市議もいらっしゃいました。私たちは、選挙で誰を選ぶのか?熟考した上で決定する必要を改めて強く感じました。