「皆さんはあの3月10日に続く今日を生きている。でも私たちは、あの3月11日を踏み越えて全く違った今日を生きている。原発賛成でも反対でも被ばくは関係がない。みんな被ばくするの。原発賛成の人もこの被ばくの話を聞いてほしい。」

昨年2021年3月にアイリーン・美緒子・スミスさんが丁寧に聞き取った貴重な記録「菅野みずえさんのお話」が発行されました。１年遅れましたが出版記念の企画の一つとしてお二人にお話をうかがいます。

みずえさんの浪江町のご自宅のある地域は、強い汚染のため、今も帰還困難区域です。当時大量の被ばくをし、福島を出るのにスクリーニングで引っかかり除染してようやく避難されました。避難後も帰宅困難区域のご自宅に機会あるごとに戻り、ご自宅や地域がどう変化したのか、福島県や復興庁の行ってきたことなどもきちんと把握されています。

原子力の平和利用なんてまやかしを信じた大人達のツケを払わなくてはいけない私達以降の世代は他人事ではありません。今を生きる私達の選択が、次世代の担う未来へつながっています。一人でも多くの方にご参加いただければと思います。

■日 時：4月5日（火）10 : 00 ～ 12 : 00

■場 所：オンライン開催

■講 師：菅野みずえさん

＜プロフィール＞コープ自然派兵庫組合員。事故を起こした東京電力福島第一原発から27kmの浪江町から関西へ避難。「事故を黙らない。それが67歳の私にできる原発を許した世代の責任の取り方だと思っています」と原発事故当時について各地で講演しておられます。

　講 師：アイリーン・美緒子・スミスさん

＜プロフィール＞写真家・環境ジャーナリスト。環境市民団体グリーン・アクション代表。1975年に写真集「MINAMATA」をユージンと共著出版。

■参加費：組合員１００円　組合員以外１５０円　

■定　員：５０名

■託　児：なし。託児対象外(１歳未満)・子どもの同伴：不可

■持ち物：インターネット環境、視聴用端末（PC・スマホ・タブレット等）、筆記用具

■〆切：3/30（水）

■申 込：下記をご記入の上、メールでお申込みください。
　件名：コープ自然派イベント申込
　①イベントID：07222848
　②組合員名
　③組合員コード
　④参加人数
　⑤連絡先

※4/1（金）までに参加案内メールが届かない場合は、3/4（月）17時までにサービスセンターへお問い合わせください。