11/19 BLOF理論の圃場見学と栽培講習会@ひらかた独歩ふぁーむ

11月19日(金)、大島哲平さんを講師にお呼びして、ひらかた独歩ふぁーむにてBLOF理論の圃場見学と栽培講習会を行いました。今回の学習会には、11名の方が参加してくださいました。

<大島哲平さん プロフィール>
2011年:とくしま有機農業サポートセンターにて「BLOF理論」に基づく有機栽培を学ぶ。
2015年:枚方市穂谷地区にて独立就農。WWOOFホスト登録。
2016年:栄養価コンテスト最優秀賞受賞(赤ピーマン)
2018年:おおさかNo-1グランプリ受賞
2020年:栄養価コンテスト最優秀賞受賞(水菜)
「人と農を結び、風景をつなぐ、笑顔・誇りある豊かな人生を」という理念と、「21世紀の”里山”を創造する」というビジョンを掲げ、ひらかた独歩ふぁーむの代表を務める。

圃場見学の前に、大島さんがどのような想いを持って農業をされているのか、ひらかた独歩ふぁーむの事業やビジョンなどについて、プレゼンテーションをして下さいました。

圃場見学で訪れた畑には、BLOF理論をもとに栽培された人参や大根が立派に育っていました。それほど手間をかけていないとおっしゃっていたものの、太陽熱養生処理が施された畑に雑草はほとんど生えておらず、野菜の葉は大きく厚く、病害虫を寄せ付けない強さが感じられました。

隣には、なんとビールの原料のホップが!
里山資源活用のひとつとして、クラフトビールを作るプロジェクトを考案中とのことでした。花粉を口に含むと、ビールのあの苦い香りと味が!!

「ソバージュ栽培」と呼ばれる特殊な露地栽培方法で育つトマトの圃場では、11月中旬にも関わらず、イタリアントマトの実がたくさんなっていました。

収穫されたトマトがどっさり!
ひとつ味見してみると、肉厚で甘く、とても美味しかったです。

最後に、参加者の皆さんとパチリ!
地域の自然環境や里山を守りながら、上手く活用していく方法を常に考えて農業をされている大島さんのお話を、たっぷり2時間聞くことができ、非常に勉強になりました。